Arisaema  lihengianum J.Murata & S.G.Wu
まず、こいつはとんでもないイモです。
いままで植物園レベルだったものが、ついに一般に流通しました。
この子は輸入された株そのままです(一応増殖してます)

本種は2003年、邑田先生とSu-Gong Wu先生により植物研究雑誌に発表されました。初めてこのイモを知った時は衝撃でした。このなんと神々しく美しいことか。
それから欲しいと強く思うようになって早一年、手に入ってしまいました…

さて、そんな本種ですが、まずSect. Anomala、フデボテンナンショウ節に属し、根茎性でほぼ常緑の特徴を持ちます。
分布は中国広西チワン族自治区からベトナムNa Hang(2005年に新産地として報告)で、標高1000m付近、石灰岩地の常緑樹林に自生するようです。
糸状に長く、分裂しながら伸びた付属体が特徴的で、この分裂した部位は花が変化したものと言われています。

現段階では栽培は比較的簡単で、冬の低温対策、夏の暑さ対策のみで良いと思われます。水が好きな印象を受けましたが、用土や環境によっては、やりすぎは禁物でしょう。
新しい葉が展開するタイミングで根が動くので、そこでうまく肥培すると良いものと思います。
ほぼ常緑の印象を受けますので、休眠する種に比べると温度さえ維持していれば良いので、だいぶ楽かと思います。
湿度はさほど必要ないようで、現在は屋外管理で湿度30〜50%ほどですが一切の問題はありません。気温に関しても一桁台までは耐えているので、冬季は5度以上、目標10度前後を目安に加温するといいでしょう。
新葉の展開と開花は同時で、12〜2月の間で行われます。
また広西チワン族自治区では夏場の最高気温は30度程度のため、どちらかというと気をつけるべきは日本の暑さに関してと思います。とはいえ日本の気候に比較的近いものがありますので、あまり神経質になるものでもないでしょう。
ただし、当方もまだ導入から期間があまり経っていないため、栽培法の確立とまではたどり着けていません。これから新しいことが分かり次第、報告していきたいと思います。










【Guangxi, China産】Arisaema lihengianum

¥50,000価格