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四川白花テンナンショウ

Arisaema mairei

四川省から雲南省の高標高地帯に分布するテンナンショウです。

日本及びヨーロッパに分布している個体は付属体は長く下に伸び、時間経過とともに変色します。

付属体が下垂するのは四川省南部の個体群の特徴で、雲南省では水平か立ち上がるものが多いようです。

白く透き通るような仏炎苞が魅力的なテンナンショウです。

​少し昔には大量に流通したようですが、現在では国内の個体数もやや少なくなっているようです。

※Arisaema saxatileとされていることが多いですが、日本で流通しているものは小葉が5枚以上であり、また仏炎苞が白い点でA. maireiと思われる。A. saxatileは通常小葉が1〜3枚であり、仏炎苞は緑色です。

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