コウライテンナンショウの中でも北方に分布する個体群によく見られる、舷部が短く膨らむ形質を持ったもの。
近畿地方や九州地方ではより形質の違うものがあり、より詳しい分類の研究が必要。
基本的には緑色であるが、褐色の仏炎苞を持ったものも存在し分類は混乱を極める。ここでは典型的なコウライテンナンショウと褐色型キタマムシグサ、典型的キタマムシグサの3つをそれぞれ別で紹介しているが、形態は連続的に変化しているため、それぞれを種としては扱うことができないものとする。
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