top of page
Arisaema cucullatum
ホロテンナンショウ
1962年にM.Hottaにより記載された種。1958年の分類地理学会の採取会が行われた際に、鎌ヶ岳にて村田氏が採取した個体が発端となり記載された(当初はセッピコテンナンショウと同定されていたようである)
本種は仏炎苞舷部と口辺部が内側に丸み混むような特異な特徴を示す。
分布は三重県、奈良県、和歌山県であり、個体数の少ない希少種。
葉は1枚又は稀に2枚、7 〜13枚の小葉を持つ。
雄状態では非常に小型であるが、栄養状態により性転換すると中型サイズまで成長し、背が高くなる。
参考文献
The Japanese Society of Plant Systematics Vol.XIX, No.4〜6
A new species of Arisaema from Japan Mituru HOTTA (1962)
bottom of page