アマギミヤママムシグサ(カラス葉) (暫定)
Arisaema pseudoangustatum var. amagiense (Black Leaf Type)
ホソバテンナンショウに非常に似ている。
区別点としては、
1. ホソバテンナンショウより時期が遅い
2. ホソバテンナンショウに比べ葉がやや細い
3. 仏炎苞舷部内面に顆粒状突起が存在する
4. 仏炎苞舷部がやや長い
5. 伊豆半島に固有
の5点である。なお該当しない個体も散見されるため要注意。
基本的にホソバテンナンショウより標高の高い地帯に出現する。
富士演習場での記録もあるため分布域は今後さらに広がる可能性がある。
カラス葉第一葉
小葉数は7。見事なカラス葉。
カラス葉第二葉
小葉数は13。見事なカラス葉。
花の拡大
画像では確認できないが、舷部内面に顆粒状突起が密生する。また自生地の標高がホソバテンナンショウより高く、より葉が細い点でも識別可能。