中国から入荷したArisaemaまとめ

更新日:10月27日


(随時更新)



1. Arisaema lihengianum J. Murata & S. K. Wu, J. Jap. Bot. 78: 83. 2003.

[靖西市, 广西壮族自治区(Jingxi, Guangxi)産]

中国はGuangxiに分布する、テンナンショウの女王とでも言いましょうか、非常に美しい種です。特徴的な美しい仏炎苞と付属体は見るものを惹きつけて止みません。長らく憧れのテンナンショウでした。


2. Arisaema victoriae V. D. Nguyen, Aroideana. 23: 38. 2000.

[麻栗坡県,文山壮族苗族自治州,云南省(Malipo, Wenshan, Yunnan)産]

中国はGuangxi, Yunnan、またベトナムの一部に分布するこれまた美しいテンナンショウです。A. lihengianumとは異なり、繊細な印象の付属体が素晴らしい種です。産地ごとの変異も大きく、集め甲斐がありそうです。


3. Arisaema sinii K. Krause, Notizbl. Bot. Gart. Berlin-Dahlem. 10: 1047. 1930.

[永州市, 湖南省(Yongzhou, Hunan)産]

情報が少ないテンナンショウですが、印象としてはより清楚なオガタテンナンショウといったところ。なかなか美しいですね。

開花はまだなので、ぜひ咲かせたいところです。


4. Arisaema elephas Buchet, Notul. Syst. (Paris). 1: 370. 1911.

[丽江市, 雲南省(Lijiang, Yunnan)産]

やや高山に生息する美しいテンナンショウ。葉が大きい割りに花が小さいので好みは分かれそうです。

ナンゴクウラシマソウのような、基部が膨らみ、やや長く伸びる付属体を持ちます。個体差が大きいものですので、これも集めてみると楽しいかも。


5. Arisaema melanostomum Zheng-Xu Ma, Wen-Yan Du and Xiao-Yun Wang. 2019. Phytotaxa.395(4); 265–276.

[广州市, 広東省(Guangzhou, Guangdong)産]

衝撃のテンナンショウですね。A. cordatumと認識されていたものが新種として記載されました。本種の分布で知られているのはHong Kongですが、どうやら個体差がある模様。


6. Arisaema franchetianum Engler, Bot. Jahrb. Syst. 1: 487. 1881.

[丽江市, 雲南省(Lijiang, Yunnan)産]

非常に変異の大きな種ですが、今回入荷したのは美しい典型的なタイプ。A. fargesiiと混同されがちでややっこしいですが、今回の産地にはA. fargesiiの自生はないとのこと。


7. Arisaema bannaense H. Li, Bull. Bot. Res., Harbin. 8(3): 101. 1988.

入荷予定。


8. Arisaema lobatum Engler, Bot. Jahrb. Syst. 1: 487. 1881.

[涼山彝族自治州, 四川省(Liangshan, Sichuan)産]

葉模様が非常に美しい種です。花はやや地味ですが、迫力ある大きな葉は素晴らしいです。割と広範囲に分布するようで、種内変異は大きいと聞いています。別産地も入手したいですね。


9. Arisaema guangxiense Ma, Z. & Li, H. A tax. rev. & annot. list of spec. Aroid. 40(49): 134. 2017. [崇左市, 广西壮族自治区(Chongzuo, Guangxi)産]

最近記載された新種です。銀葉で肉厚な葉を持ち、石灰岩地帯の岩の割れ目などに自生します。情報が少なくなんとも言えないです。記載論文を読まねば。。。


10. Arisaema sukotaiense Gagnepain, Notul. Syst. (Paris). 9: 129. 1941.

[紅河哈尼族彝族自治州, 雲南省(Honghe, Yunnan)産]

模様葉の個体と無地葉の個体が存在します。A. taiwanenseのような見た目ですがめちゃカッコいいです。花は赤褐色だったりピンクだったりなかなか面白い種です。


11. Arisaema dahaiense H. Li, Acta Phytotax. Sin. 15(2): 107. 1977.

[大理白族自治州, 雲南省(Dali, Yunnan)産]

A. franchetianumに似たような、A. griffithiiに似たような、中間のような花を咲かせるいい種です。栽培はさほど難しくはないですが、やや暑がるようです。